今日は出社。
通勤中は何が聞きたいとか特に意欲が湧かなかったので
andymoriをシャッフルで聞きながらアプリでMajorの続きを読んだ。
楽園って、潜って潜ってランランランな感じ良いね。
走って走ってランランランだと、なんか教育テレビの英語番組みたいになっちゃうよな
とかなんとなく思った。
午前中は会社の面談があった。
これからもっと忙しくなるという話を聞かされた。繁忙期的な意味だけではなく、どうやら通年でめっちゃ忙しくなるらしい。
この前友達と「もう30歳になるし、毎月40時間くらいの残業は当たり前になるのかな」なんて話をして、震え上がったが
どうやらその話は現実になりそうで、改めて震え上がった。
午前中はその事しか頭になかったので、
昼休みはテクノの作曲について調べた。
ここ最近テクノ(と言っても電気グルーヴしか聞かないのだが)に興味があり、作曲してみたいと思っていた。
忙しくなって、それが出来なくなる前に
少しでもテクノ作曲の基礎だけでも身に付けておきたいと思ったが故だ。
結果、何にも分からなかった。
やれDAWが必要だ、サンプラーがなんだ、MIDIがなんだ、と
結局何が必要なのか全く分からないまんま昼休みが終わった。
午後はそこそこちゃんと仕事をした。
今日は定時退社日だったので、いつも通り
運動がてらお茶の水まで歩いた。
BGMはYouTubeでテクノ作曲に必要そうな物を紹介してる動画。
話を聞く限り、どうやらMPCとかいうヤツが、なんか凄い見たいだけど
MPCってのがなんなのかイマイチ分からない。
歩いている途中、お茶の水は楽器屋さんが沢山あるって話を昔聞いた事を思い出し
せっかくだから1から10まで楽器屋さんに聞いてみようと思い、楽器屋さんに行った。
最初に行ったお店は、そういう電子系の機材売ってるフロアは今閉まっちゃってるみたいだったんだけど
「電気グルーヴみたいな音楽作りたいんだけど何買えば良いか教えてくれ」ってお願いしたら
「電気グルーヴみたいなの作りたいのか、良いね！めっちゃカッコいいよね！」って言ってくれた。
願わくばこのお店で買いたい。
次に行ったお店では、そういう事は全く言われなかったんだけど
すげー初歩的な「DAWだサンプラーだ、結局テクノのトラックを作るために何が必要なのか全く分からない」って話をしたら
丁寧に色々教えてくれた。
テクノを作るにはPCは必要不可欠だと思ってたんだけど
どうやらそんな事無いみたい。
PCで作るならDAWってヤツで作る。
PCで作らないなら、って事で紹介してもらったのが
先ほどYouTubeで見たMPCってヤツだった。
どうやらコレがあればパソコンも要らないし、オーディオインターフェースやらMIDIコントローラーやら
PCで曲を作る際に必要な物は要らない
こいつ1つで曲を作れるらしい。
値段は１０万円くらいするけど、PCを買い直して、その他付属品を買って…
とかするくらいなら、コイツを一発買っちゃった方が安上がりだし
PC自体が苦手な俺には、こっちの方が多少気軽に曲が作れそうな気がする。
これ以上調べるのも疲れちゃうし
コイツを買うことにしようかなと思いながら
いきなり１０万円を払える経済的余裕も勢いも無いので
とりあえず本日は「コレを買う」という事だけ半分決めて帰宅。
帰宅後は運動がてら縄跳びをして、急いでサウナに向かう。
サウナに向かうBGMはクラフトワーク。
理由は単純に、テクノを作る具体的なイメージをしたかったから。
というのも、俺は元々歌詞を何か音に乗せられたらそれで良いやみたいな思想があって
その乗せる土台として、今までパンクやロックを選んでいたが
今度は新しくテクノに乗せてみたいと思った次第で
正直あんまりテクノという音楽に詳しく無い。
マジで電気グルーヴと坂本いどう動物園くらいしか聞いたことが無い、
正確には他のテクノ(EDM?)は聞いても
あんまり良いなぁと思えなかった。
だから店員さんにもテクノを作りたいから
それ用の機材を、というよりも
電気グルーヴみたいな音楽を作りたいから、それようの機材を教えてくれ
って形でお願いした。
しかし、いざ電気グルーヴをしっかり
「こういうのを作るぞー!!」と思いながら聞くと
なんかスゲー難しそうだなと気付く。
これは俺にはまだ早い。
ではどうしようか、と考えて
とりあえず電気グルーヴよりもっと前の、クラシックなテクノミュージックで気に入るバンドを探すことから始めようと考えた訳だ。
クラシックから漁ることにした理由は至ってシンプルで
古い方が、カッコ良くてもシンプルそうなやつが多いと相場が決まっていると考えているためだ。
ちなみにその考え方はロックで培った考え方。
とりあえず何か作る時は、最初はマネするのが1番。マネする音楽がいきなり難しければ
俺みたいな根性無しはすぐ「出来ねえや」って言って
せっかく買ったサンプラーをほぼ使わず粗大ゴミに売ってしまう未来が目に見えている。
そうならないように、まずはカッコ良くても
真似できそうなヤツから。
関係ないけど僕はロックはブルーハーツから入って、これは意識的ではなく
シンプルに「ブルーハーツみたいなら、みたいなだけかっこいい」と信じて
ブルーハーツのモノマネみたいなバンドをやっていた。
よくブルーハーツフォロワーのバンドが
ブルーハーツの偉大さは、カッコ良さだけでは無くて、「俺でも出来そう」と思わせてくれる所も大きな魅力の一つだ
みたいな事を言ってるのを聞いたことがある。
というか、ヒロト自身もピストルズを聞いて
俺でも出来そうって思った
と言ってた筈だ。
俺は今までそれらの意見の意味が分からなかった。
そもそもブルーハーツ聞いた時も、「俺にも出来そう」なんて思わなかったし
俺にも出来そうだからブルーハーツのモノマネみたいな事をやってた訳ではなく
ブルーハーツがカッコよかったからブルーハーツのモノマネみたいなバンドをしていたから。
でもなんか今日、偉人達が「俺にも出来そうと思わせてくれた偉大さ」について語ってた意味がすごく分かった気がした。
俺にも出来そうって思わせてくれるのって、
これから何かをやろうとしている人間にとっては本当に大きな魅力の一つだ。
ブルーハーツの話が長くなってしまったけど
結論、クラフトワークは電気グルーヴと比べて
予想通りシンプルで俺にも出来そうだと思わせてくれた。
そして、俺には出来そうなだけでなく、普通にめっちゃカッコよかった。
パンクにしろどんなジャンルであれ、そんなに難しく無さそうなのに
ちゃんとめっちゃカッコいい音楽があるというのは本当にありがたい。
サウナに入る。サウナでは
それまで考えてたテクノの事も忘れて
マジでずーーっとボーーーっと出来る、1番良いサウナ整いをかませた。
サウナを出た後、そいえばガレージバンドでもクオンタイズが出来るのかなと気になって
少し調べたら、どうやら出来るみたいだという事が発覚した。
ガレージバンドで遊びで曲を作った時、リアルタイム入力をして1番面倒くさかったのが
ズレてしまった音を、チマチマと直していく作業だったので
クオンタイズが出来るのであれば、もしかしたらワザワザ１０万円払ってMPCを買わなくても
充分iPhoneだけで曲が作れるかもしれない。
とりあえず明日や今週末とかに時間を見つけて
ガレージバンドで一個トラックを作ってみようと思う。
それでやっぱり作り辛ければ、再度MPCの購入を考えようと思った。
帰ってすぐに試してみるのも良いけど
ちょっと眠いから、今日はもう考えるのやめる。
ガレージバンドのクオンタイズのやり方調べるのも疲れちゃうし。
最近は睡眠の大切さがだいぶ分かってきた気がするから帰ったら飯食ってちゃんと寝る。
