10/14

今日はおばあちゃんの誕生日祝いで懐石料理を食べに行った。
すごく雰囲気の良いお店だったので、カメラを持って行けば良かったと後悔した。

それ以外に予定が無かったので、久しぶりにオードリー若林のナナメの夕暮れを読んだ。
買ってすぐに読んだから、かれこれ五年ぶりくらいだ。
若林のエッセイは、社会人大学人見知り学部卒業見込みが1番好きで
あの本は本当に何度も読んだ。

お話が気になるんじゃなくて、
ずっとそばに寄り添ってくれる、音楽見たいな感じであの本を読むようになってた。
「あ、なんか今あの話読みたいな」みたいな感じで
読みたい話を選んで読んだりもしてた。

でも、ナナメの夕暮れは買ってから
すげー面白かったけど、繰り返し読んだわけじゃないので
そんなに内容を覚えてなかった。だから一話だけ読んだんだけど
初めて読んだ時くらい新鮮に読めて、これから続きを読めるのが楽しみだ。


そして、途中で思い出したんだけど
俺はこのエッセイ、実は最後まで読んでないんだ。
当時本当に楽しい事が無さすぎる毎日で、この本を読むことだけが楽しみだった。だから
このエッセイを読み終えてしまうと、また楽しみが無い毎日になってしまうと
それが悲しくて、最後の一話だけ読まずに取っておいたのだ。

そんなことさえすっかり忘れていた。

最近は、まあつまんない日も多々あるけど
ありがたいことに、それなりに楽しく生活できている。
楽しみも、来週は金属バットと東京ダイナマイトの2マンがあるし
12月には自分のライブもあるし、
そういうイベント以外でもポツポツとした小さな楽しみが沢山ある。

本当にありがたい。

だから、この本を、今なら最後まで読めるなって思った。
そして、そんな事を詩に書いたら、カネコアヤノみたいでオシャレだなと思った。


帰ってきてからガレージバンドをいじったら
ライブループとかいう機能に感動した。
こんなのあるなら作曲なんて鼻歌で充分じゃん。
曲が詩を乗せるための道具ならもう作曲なんていらないね。最近は曲を作るのも楽しいから俺は自分で作るけど。